Electrum(エレクトラム) を購入するにはまず USDT(テザー、米ドルに固定されたペッグ通貨で、1USDT がほぼ 1USD)を準備する必要があります。USDT は仮想通貨ですが、日本の取引所では扱いがないため、海外の取引所に口座を開設して購入するか、Metamask(メタマスク)などのウォレットでスワップ(交換)する必要があります。
この記事では、2021年1月に発行が始まった日本円ステーブルコイン JPYC を購入して、USDT にスワップ(交換)する方法を中心にやり方を解説していきたいと思います。

日本の取引所と海外の取引所を経由して USDT を購入する方法
JPYC(日本円ステーブルコイン)を語る前に従来からある日本の取引所と海外の取引所を経由する方法を簡単に解説します。
まず日本の取引所で日本円を入金し、BTC(ビットコイン)や ETH(イーサリアム)といった仮想通貨に交換します。BTC や ETH は送金手数料が高いため、XRP(リップル)などの仮想通貨に交換して送金するのが一般的だと思います。そして、海外の取引所で XRP などの仮想通貨を USDT に交換する、という流れです。
日本の取引所の口座を開設していない方は、日本円で出金する時に必要となるので、口座の開設をおすすめいたします。各種手数料が無料で初心者にも簡単に始められる BITPoint(ビットポイント)がおすすめです。
海外の取引所の口座を開設するのであれば、Bank of Lydia(バンク・オブ・リディア)との業務提携が発表されたBitget(ビットゲット)がおすすめです。
日本の取引所も海外の取引所も仮想通貨を始めるなら必須だと思いますが、開設には少し時間がかかるので、以下で説明する JPYC(日本円ステーブルコイン)を Metamask(メタマスク)で購入して、サクッと USDT に交換してみましょう。
JPYC(日本円ステーブルコイン)を Metamask(メタマスク)で購入して、USDT にスワップ(交換)する方法
JPYC は、USDT のように日本円に固定されたステーブルコインです。CoinMarketCap の JPY Coin(JPYC)価格・チャート・時価総額を見ても、価格が1円前後で推移しているのが分かります。

JPYC を購入するのに必要なのは、ソフトウェアウォレットである MetaMask(メタマスク)です。口座を新たに開設する必要がないのが、Web 3.0 らしく便利です。MetaMask(メタマスク)のウォレットの作成方法はまたまとめたいと思いますが、ブラウザでもスマホでも MetaMask(メタマスク)のウォレットをすぐに作成できるので用意しましょう。
まず、JPYC Apps にアクセスして、右上の「ウォレットに接続」を押して、MetaMask(メタマスク)と連携してください。

購入金額を入力し、ネットワークで Polygon を選択します。送信先アドレスは、ウォレットに接続していると自動的に入力されているはずです。

氏名をカタカナで入力し、メールアドレスを入れたら、確認画面へ進んでください。

入力内容の確認画面が出るので、この内容で申し込むボタンを押します。

銀行振込の振込先銀行口座が表示されるので、インターネットバンキングで表示される振込先銀行口座に購入金額を振り込みます。表示された振込先は、GMOあおぞらネット銀行でした。入金確認されるまでしばらく待ちましょう。
ちなみに、MetaMask(メタマスク)で JPYC が表示されるように、トークンをインポートしておきましょう。JPYC のトークンのコントラクトアドレスは、JPYC のホームページに記載されています。
0x431D5dfF03120AFA4bDf332c61A6e1766eF37BDB

10分ほど待つと MetaMask(メタマスク)で JPYC が入金されたのが確認できました。とても早いですね!

MetaMask(メタマスク)のスワップを押して、スワップ元に JPYC を選択し、交換したい額を入力し、スワップ先に USDT を選択し、スワップの確認を押します。

すると、どれくらいの USDT に交換できるか表示されます。この時のドル円のレートは134.7円くらいで、スワップの確認画面に表示されたのは 1USDT = 137JPYC でした。10,000円(10,000JPYC)を交換して、200円くらいが手数料となるイメージです。ちなみに、 MetaMask(メタマスク)にクレジットカードで仮想通貨を購入する機能もありますが、手数料がとても高いのでおすすめできません。

まとめ
恥ずかしながら、最近まで JPYC(日本円ステーブルコイン)の存在を知らなかったのですが、今回試してみてあまりの手軽さに驚きました。とにかく早いです。日本円を入金してから JPYC が反映されるまでの時間は混雑状況などでも変わってくるかもしれませんが、30分もあれば、日本円を Electrum(エレクトラム) 購入に必要な USDT に交換できると思います。
しかも手軽なのがいいですね。取引所の開設には個人認証が欠かせませんが、ソフトウェアウォレットの MetaMask(メタマスク)さえ持っていれば簡単に仮想通貨の世界に入ることができます。
今なら、Electrum (エレクトラム) 10%キャッシュバックキャンペーン中ですので、上記の記事を読んで、1,000USDT 以上をご用意いただき、申し込みフォームから Electrum (エレクトラム)を購入しましょう!